ystkブログ

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続・自動で曲名を取得する方法

前回の記事で、昔リッピングした曲が「オーディオトラック1.mp3」というようなファイル名になっていると書きましたが、この状態から、曲名を自動的にリネームできれば理想的だと思い、やり方を考えてみました。

要は、一連のmp3ファイルから音楽CDの仮想イメージを作成し、CDexCDDBを利用できれば良い話に思えます。

そのものずばりの機能は、仮想ドライブツールとして有名なDAEMON Tools Liteに備わっているようで、「新規イメージ」の「オーディオCDイメージを作成する」という機能がありました。

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ところが、この機能の説明を見ると、「イメージの構成は有料グループイメージエディタにある一つの機能です。’アンロック’をプレスして、イメージエディタをオンに切り替えて、データ或いはオーディオイメージを作成する、イメージファイルを編集して、他のフォーマットに変換するなどができます。」
との記載があり、どうやら$7を支払うことで利用できる、有料の機能のようです。

私は無料でやりたかったので、何か方法がないかと考えました。
ちょとひと手間ですが、一応、曲名をCDDB経由で取得する方法がありましたので、紹介します。

手順は下記の通りです。
使用するソフトウェアは

CDex
CD Manipulator
DAEMON Tools Lite

の3本です。いずれも有名なフリーウェアです。
手順は下記の通りです。

  1. CDexでmp3からwavファイルに変換する。

    f:id:ystk1021:20160914230341p:plain

  2. CD Manipulatorでwavファイル群からイメージファイル(bin+cue)を作成する。

    f:id:ystk1021:20160914230351p:plain

  3. DAEMON Tool Liteで作成したイメージファイルを仮想ドライブとしてマウントする。
  4. CDexでそのドライブ(DiscSoftVirtualという名前になるようです)を選択し、CDDBから曲名情報を取得する。
  5. リッピングしたら、元のファイルは削除する。

上記ルーチンで、mp3をwavに変換した後、再度mp3にする場合、理論的には音質面で、若干の劣化があります。
ですので、できるだけ高音質で、という方は曲名を地道に入力するか、ファイルサイズは大きくなりますが、wavファイルのみで管理すれば、上記ルーチンを通しても音質の劣化はありません。