芝生に生えるスギナを根絶する方法
スギナという雑草があります。
春にはツクシが出ますので、スギナという名前を知らなくても、その存在自体を知らない人はいないと思います。このスギナですが、難防除雑草であり、「地獄草」という別名があるそうです。その由来は、根が土中深く、地獄までつながっているということのようです。
私の自宅も、元々スギナが繁茂していたのですが、あまり何も考えず、上から無理やり芝生を張りました。芝生が定着したら、スギナは出てこないだろうという無知で勝手な決めつけでやりましたが、当たり前のように芝生以上に大量に生えてきました。
見た目も悪いし、何とかしようとこれまで何年も格闘してきました。といっても、芝生用の除草剤を撒いてきただけですが。
よくある液体の芝生の除草剤は、値段が高いばかりで、中途半端に枯らすので、余計にスギナが増えてしまっていました。
色々なサイトを見ていると、地道に抜き続けていたら減ってきたとか、土の酸性、アルカリ性のコントロールで改善するとかの記載もありますが、少なくともかなり根気が必要なことは間違いありません。
私も、庭の芝生に生えたスギナをできれば無農薬で何とかしたいと考えていた時期もありましたが、そう考えている間にもスギナはみるみる成長しますので、今では実際に農薬を使ってでも根絶するのが一番だという考えになりました。
ただでさえ芝刈りや肥料など、何かと手間がかかりますので、文明の恩恵に頼ることにします。
ここ数年、私が実際に使って成果を上げている農薬が、MCPPとグリーンアージランです。
芝生のスギナを枯らすだけならMCPPだけで良いのですが、せっかく散布するなら、ついでに少しでも除草したいということで、グリーンアージランを混合して使用しています。
去年初めてやってみたのですが、結果は大成功。芝生は元気いっぱいで、スギナはほぼ根絶という、うれしい成果でした。
今年は去年以上にずぼらを決め込んでいたところ、5月頭には、せっかく去年やっつけたスギナが完全復活して、芝生なんだかスギナ畑なんだかわからない状況になってしまいました。
そこで、去年の残りのMCPP、アージランを散布しました。
結果は今年も大成功!見た感じ、ほぼ根絶です。
芝生以外の植物の近くはあまり撒けなかったので、またそこから復活しそうなのがいまいちですが、ひとまず当面はずぼらを決め込むことができそうです。
お子様がいる方にはおすすめしにくいですが、結局は一度根絶させる必要があって、最速かつ確実にできるのはこの方法だと思います。